某STRAVAに記録させていた自転車通勤の記録がほぼ、まる4カ月に達したので簡単に集計してみる。
まずはじめに、片道17キロ、68回の通勤の大半はクロスバイク(FUJI PALETTE)で走ったもので、ロードバイクやママチャリはごく少数になる。(ロードバイク3回、ママチャリ10回)なので、ものすごーく個人的かつ独りよがりな意見だということを強調しておく。
サンプル数がたった4カ月分しかないのは通勤経路が固まるまで時間がかかった為だ。できることなら最低1000単位でサンプルを採れれば面白いのにと思ってしまうがしかたがない。
ちなみに帰りを集計しなかったのは買い物等で寄り道ばかりしているからである。
車種別相対的エフォートと朝の通勤時間
はい、ドン
車種 | 平均相対的エフォート | 平均通勤時間 |
---|---|---|
FUJI PALETTE | 27.25454545 | 0:50:08 |
サカモトテクノ アルメイト | 29.5 | 0:51:19 |
SCOTT SPEEDSTER S55 | 30.66666667 | 0:47:30 |
あらあらあら、意外と差が無いなーといったところである。
ロードバイク(SCOTT SPEEDSTER S55)とママチャリ(サカモトテクノ アルメイト)の違いは4分弱しかない。相対的エフォートもたいして差が無い。
相対的フォートからわかるのはどれくらいの心拍不可で走ったかということであり、疲れ方も大体同じくらいだということが見て取れる。
ちなみに相対的エフォートとは(以下STRAVAより抜粋)
相対的エフォート
相対的エフォートは、心拍数データの分析結果を表します。ワークアウト中の心拍数と最大心拍数に対するその度合いを追跡し、どれほどがんばったかを数値で正確に示します。全速力で進んだ時間とアクティビティの距離が長いほど、スコアは高くなります。自分の相対的エフォート友達やプロと比較し、本当に有意義なワークアウトができているかを確認してモチベーションを高めましょう!相対的エフォートは、Eric Bannister 博士により生み出されたTRIMP(トレーニングインパルス)のコンセプトをベースにしています。
結局は信号。
この、「意外と差が無い」という結果から出てくるのは「移動時間は信号で決まる」という当たり前の話だ。ママチャリで巡行時速28km程度で走っても、ロードバイクで時速30~35km程度で走っても信号に引っかかるタイミングはあまり変わらない。
まぁ、都内に関していえば自動車でも1時間で平均時速20km出ないということはよくある。(というかそちらの方が普通)
自分は地方出身なので、初めて東京を車で走った時その流れの悪さにうんざりしたものだ。
そこからくるつまらない「結論」
時間と疲労度だけで見て首都圏で通勤自転車としてなにがいい?と聞かれた場合、例え17キロ程度でも「ママチャリで充分」というのが自分的な糞面白くもない結論だ。
ただ、なるべく頑丈で長期使用に耐えるような耐久性は気にしておいた方がいい。
そう考えるとアルベルトが通学自転車の王様というのはまんざら外れでもなく、予算が許せば万人にお勧めできる選択肢になる。
手前みそだがサカモトテクノ アルメイトも割と気に入っている。耐久性はこれからも使い続けてみないと何とも言えないが、今のところ充分役に立ってくれている。お安いしね!
欠点は前ブレーキがチャチなところ。値段なりと言ってしまえばそこまでだが。
通勤のメイン車として使うならもう少しグレードの高いブレーキが欲しい。
電動アシストはコストがかかるが役に立つ
割り切りをさらに加速させるなら電動アシストやE-BIKEにすればいい。
昨今はコロナウィルスのおかげか自転車通勤のニーズは高まっているらしい。
手持ちのママチャリで通勤時間を確認してみて「でもちょっと体力的に続けられそうにない」とか「体力づくりはいいけどもう少し緩い方がいい」と考えるようであれば電動アシストも検討した方がいいのかもしれない。(自分は持ってないけど)
アルベルトeは言わずと知れた「通学自転車の王様」の電動版。やたらとバリエーションが多い。
TB1eはクロスバイク形でもアシストされて低速から高速まで(ある程度)対応できるある意味万能車。重さもママチャリと差が少なく、フィットネスやダイエットからスポーツへの橋渡しにも(一応)対応できる。
通勤でも「速く走りたい」的な誘惑
クレバーな結論はともかく、屋内保管ができ自分でのある程度のメンテナンスはできるのであればやっぱりクロスバイク以上のほうがいい。
それが全体としてちょっとの差でも気持ちよく走りたい、自転車通勤にモチベーションを持ちたいということだったりする。
やっぱりママチャリだと気分が乗らないというか~
通勤途中でロードやクロスに追い抜かれると何となく悔しいとか
先行車両の後ろにつけたら全開ガチ漕ぎで引き離されたとか
理屈じゃわかっていても心理的にモヤモヤするものがあるわけである。
アンカー RL6Dは雨の日でもよく効くディスクブレーキ、ボトルや万が一のツールボックスを取り付けられる3カ所のボトルケージ台座、標準で28Cのタイヤを装着(32Cまで対応)と文句なしだが通勤目的だとちょっとオーバースペックといっていい感じ。
FALAD PROは通勤目的なら充分なスペック、しかも結構軽い! お安いので露天駐輪でも心の痛みが少ないというメリットもある。
国産メーカーなら何かのトラブルがあって近くの自転車屋さんに駆け込んでも嫌な顔をされる可能性は少ない。
「倒してディレイラーハンガーが曲がっちゃった!」みたいな場合でもほぼ全国どこのお店でも取り扱いがあるので持ち込んだところで修理してくれる。
必要なのは修理が終わるまでの電車代と工賃とパーツ代だけである。
トラブルの対処に不安が無いのであればこだわらず好きなものに乗ればいい。
自分の場合、通勤用に使っているFUJI PALETTEは会社では屋外駐輪だし、2年で前ホイールはヒビが入って交換しているし、現在入院中だしなのでお世辞にも自転車に優しい環境で使ってないし、酷使しているという自覚はある。