個人的にロングライドでは心拍計かパワーメーターはあったほうがいいと思っている。
どちらがより重要性が高いかと言われれば、パワーメーターの方だ。
苦しいが、一度自分のFTP(1時間の全力走)を計っておく。
そうすれば以降はそれが指標として使えるので迎え風や、追い風の状態でも無理に負荷をかけたりせず焦ったりせずに安定した走りができる。
ネットで探していたらいい動画が見つかった。
こちらの動画の2:09からパワーを確認できることの意味について言及されている。
心拍計でも同様に使えるが回復走以上の強度で走った場合、疲労が進むにつれて段々心拍が上がっていくので現在の走行負荷がわからなくなってしまう。
パワーメーター
自分も一応パワーメーターは持っている。パイオニアのSGY-PW510A80GLという廉価版のパワーメーターで、なぜかamazonでしか売っていない。
いわゆる左側クランクだけのパワーメーターでペアリングもbryton310の場合は簡単だった。
数回回したあと、写真のように下に向けてからbrytonのメニューから「設定」→「センサー」→「パワー」と選択してあげるだけでいい。相性的な問題があるのか失敗することもあるが作業自体はとても簡単だ。一度ペアリングに成功するとケイデンスも取得してくれるのでこれがあればケイデンスセンサーも要らなくなる。
FTP
自分のFTPは去年(!)計った時には223wだったので、それから変化がなかったと仮に仮定した場合パワーゾーンは以下のようになる。
この表の通りだとだいたい123wまでは回復走の範疇なので理論的にはいつまでも走っていられることになる。
また、167wまでが耐久走となり、いわゆるロングライドではこの辺りまでが限界になる。
では、それでどのくらい走れるのだろうか?
出せる巡航速度はというと・・・。
だいたい巡航速度26km/hまでなら回復走ということになる。これが耐久走だともう少し上がって巡航29km/hまで出せることになる。
もっとも、これは全くの無風、完全な平坦を想定した計算値なので実際にはこんなペースではまず無理になる。
迎え風ではない、横風でも体力は地味に削られていくのであくまでも理想の数値だ。