金芽ロウカット玄米(低糖質米)を買ってみた。

低糖質食品にもいろいろある

ダイエットを志したりや血糖値が高い人間にとって低糖質食品は割と重要だ。
糖質の取得を抑えるためには肉や魚中心の食事をすれば簡単だがそればかり食べるのは栄養バランス的に必ずしも良くない。
また、多くはないが一部の野菜にも糖質は含まれており、食べる際にはいささか気を使ってしまうことになる。
一例をあげれば切り干し大根やニンニク、カボチャは比較的糖質が多い。
安心して食べられるものなどそうそうないのだ。

糖質を全くとらない生活も危険。

2型糖尿病(自分はまだその領域ではないらしいが)ではいろいろなものが食事制限の対象になるがそのなかでもっとも食べるのに気を遣うのは「ごはん」になる。
糖質は体に必要な栄養素の一つといえるが、それを小腸から血管にとりこまれ、更に血管から筋肉中に取り込まれるが、暴飲暴食や遺伝上の問題や老化といった様々な要因によって血糖値を筋肉中に取り込むインシュリンがうまく作用せず、結果として糖質が血液中に残ったままになってしまう。
この状態では血管にダメージがいってしまい、それが慢性化すると糖尿病と呼ばれるようになってしまう。
私の場合、まだ糖尿病といわれるレベルではないらしいがそのままでも糖質のあるものを摂りすぎるたびに血管にダメージが入ってしまうので何かものを食べるときは慎重にしなくてはならない。
やっかいなことに糖質は血管にダメージを与えてしまうと同時に必須の栄養素なので取らないわけにもいかないのだ。
全く摂らないという生活をしている人たち(エスキモーとか)もいるらしいが一般的に彼らは短命らしい。

ご飯が食べたくなるという欲求

そんな御託はともかくとして単純にごはんが食べたい。ウン十年も白米を食べてきた生活は身に染み付いており簡単に変えられるわけでもないのだ。
そもそも肉や魚もそればかり取っていると栄養バランス的に問題がある。
なので、いろいろと試してみる。
最初はオートミールだったが大麦粥に切り替えてみた。これもまずまずだがやはりコメが食べたい。
いろいろ探してみるうちにやがて、普通のお米でも糖質オフをうたった製品が市販されていることに気づいた。

金芽ロウカット玄米。玄米表面にある「ロウ」を除去「カット」した新しい玄米。玄米の栄養そのままに、白米と同等に食べやすい。

以前、普通の玄米は試したことがあるが一日近く水につけておく必要があるのでとても毎度毎度食べられるものではなかった。
こちらの玄米は一時間程度の浸水でいいうえに無洗米なので洗う必要もないらしい。

カロリーや糖質量は?

宣伝文句だと白米と比べてカロリーで30%減、糖質は32%減となっている。
一合を計ってみると大体155gあった(1合=150gとする資料もあるがここでは自分で計った数字を使ってみる)のでそこから日本食品標準成分表を元に白米のカロリーと糖質を計って計算してみる。すると以下のようになった。

100g一合(約155g)3合(約465g)
白米358kcal,糖質77.1g554.9kcal,糖質119.505g1664.7kcal,糖質358.515g
金芽ロウカット玄米354kcal,糖質72.7g548.7kcal,糖質112.685g1646kcal,糖質338.055g

凄く雑だが二分の一合でどんぶり飯少し小盛といったところである。おかずを多めにしてあらかじめ食べておけばどんぶり飯小盛一杯で194.215kcal,糖質40.6317gという数字は食べても大丈夫かなという気にはなってくる。
2021/02/10:訂正
糖質は正直あまり減っていない。食物繊維が増えるのはいいが低糖質というだけで買うのはこれはちょっと難しいかもしれない。32%はどこから来た数字なのだろうか?

とりあえず買ってみた

計算ばかりしても自分の血糖値やHbA1cを正確に把握しきっているわけでもない。食欲に負けて買ってきてみた。

普通のお米とくらべるとやっぱり割高感はある。とはいえ自分みたいに血糖値の高い人間にとっては代えがたいものかもしれない。
公式サイトでは1kgからお試し購入もできるのでまずはそちらで試してみた方がいいかも。

次回食レポ

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