ドコモバイクシェアの不満点
以前、3カ月、70回ほど通勤でドコモバイクシェアは使ったことがあるが
- バッテリー量がアプリ上で分からない。
- 雨が降ると(使わないと判断して)ポートに自転車が無くなる。
- ちゃんと空気が入ってない車両が普通にある
等々、細かい不満がといろいろとあった。
区や市の「実証実験」という名目のもとで運営しているのだから赤字でもしかたがないという感覚なのかもしれないし、だとしたら整備が行き届かないとしてもまた然り。
そもそも自転車の整備状態を気にする人がさほどいないというのは自分自身もかつてそうだったのでよくわかる。「動けばいいよ」という感覚だ。
そう思っていたら、知らない間にだんだん変化が起こっていたようだ。
バッテリー量がアプリ上で分かるようになる
これはあるなしで結構違ってくる。自分も去年の頭にポロクルのアプリを見て正直うらやましいと思っていた。
ついでにアプリもだいぶ使いやすくなっている。
2020年度3月期で黒字化
これは使う方としては直接関係は無いが大事なニュースかもしれない。
昨今、公共交通が衰退の一途を辿っている中でシェアサイクルという形態が採算をとれるということを示したのだから。
ドコモバイクシェア、ウーバーイーツ配達員用プランを廃止
これは自分もやってみてわかったが、フルでやる配達員なら一日50~100kmは走るので良くて2日でバッテリーを使い果たす。
ウーバーイーツ配達員からしてみると保険もついて月4000円で乗り放題はバーゲンプライスだったわけだ。
一方ドコモバイクシェアからみると知名度を上げてくれた反面、自転車使いの荒い客という訳で採算がとれるようになったのだからもう勘弁といったところなのだろう。
いち利用者としては
それほど頻繁に利用しているわけでもないが使っているサービスの質がよくなるのは割とうれしい限りだ。
地元にも進出してきてくれないかなーとか、ライバルたるハローサイクリングも定期利用できるようになってくれないかなーとかいろいろあるが
自転車そのものの利用促進にもつながることだし上手くやってほしいと思う。
もっとももし自分がまた定期利用するようなことになったら毎回車両の状態は良くチェックするし携帯空気入れは持参するかもしれない。