低糖質パン3種を食べ比べてみる
世の中には様々な低糖質メニューがあり、ダイエット目的や(自分のように)血糖値の関係でやむなく購入する人たちがいる。
サックリいってしまうと血糖値が悪い人の低糖質メニューはなるべく自炊するのがいい。
なぜならほとんどの穀物、野菜も葉物や根菜を中心にかなりの種類に多かれ少なかれ糖質が含まれているからだ。
糖質量やGI値を見ずにパクパク食べるのは自殺行為といってもいい。
ほぼ、気兼ねなしに食べることができるのは肉や魚だが、これはこれでタンパク質過多(肝臓や腎臓によくないらしい)や脂質の取りすぎ等の問題がありそれだけ摂ればいいというわけにはいかない。
また、パンやコメといった主食を食べなれた体には肉や豆を中心とした食生活は正直飽きる。特に肉はあまり続くとうんざりする。
有名どころの低糖質パンとしてはローソンのブランパンシリーズがあり、そのメニューの充実ぶりとなにげに一部ホットメニューまできっちり糖質量を記載しているのは糖尿病なりかけの身としては正直ありがたい。一時期バカみたいにそればっかり食べていたことを白状する。
普通に買える低糖質パン3種
だが、残念なことにいつもいつも買えるほどローソンのパンはコスパに優れたメニューではない。ヤマザキやパスコも低糖質パンを出しているが食パンの類なのでそのままむしゃむしゃ食べられるようにはなっていない。
仕方がないので、いくつか低糖質パンを探してみた。
条件は3つ
- そこそこリーズナブル
- 普通にスーパーで購入できる
- 小腹がすいた時におやつ代わりにぱっと食べられる。
で、あてはまるものを集めてみた。
ヤマザキ 低糖質うずまきチョコ/低糖質うずまきミルク
いきなりトップバッターが「無い」と書いたヤマザキだが、こちらに関しては最近まで知らなかったしHPにも記述がなかった。新商品かもしれない。
糖質はどちらも30%OFFと控えめでダイエット目的にはいいが健康面で不安がある人間がパクパク食べるのにはちょっと厳しいかもといったところだろうか。とはいえ、パンを取り扱っているお店ならどこでも手に入る可能性があるのは美点だろう。また、常温保存が可能になっており、賞味期限が長くなっている。
甘さはあるが思っていたよりは控えめだった。
値段は税抜き128円(税込138.24円)らしいが購入したお店では98円(税込105.84円)で買えた。
オーケーストア おからロール
こちらは首都圏に展開するディスカウントストア「オーケーストア」の店内ベーカリーで作られた商品で置いている店と無い店がある。
3個セットで189円(税込み204.12円)で糖質表記はなく炭水化物で記載がある。計ってみたら一個当たり55gだったのでおおざっぱに165.55kcal,炭水化物19gといったところだろうか。
糖質+食物繊維=炭水化物なのでどのくらい食物繊維が入っているかが気になるところだ。
食べてみると妙に甘い。感覚的には前述の低糖質うずまきシリーズより甘いかもしれない。個人的には今回の3種でこれが一番おいしいと思うがこの甘さは正直おっかない。メーカーには糖質量をはっきり記載していただけると安心して食べられるのだが。
ピアンタ Cut and Slim 低糖質パン
コストコの専売品かと思っていたら普通に販売しているらしいピアンタというメーカーの低糖質パン。5個セットで税込み680円で1個当たり136円。カロリーは251kcalで糖質は16.8gとなっている。
ロングライフ商品でかすかにアルコールのにおいがするがそれを除けばおやつ代わりに置いておくことも可能なので使いやすくていい。食物繊維も豊富なのでGI値も高そうで安心して食べられそうなのがプラス要素だ。
北海道クリームと書いてあり、生地に練り込んでいるみたいだがそこから想像されるほど甘みはなかった。
私的結論
味で決めるならおからロール。健康志向ならCut and Slim 低糖質パンだろうか。ヤマザキはどこでも買いやすく、リーズナブルなのがいい。
あえていえばおからロールは糖質量を明記してほしいし、ヤマザキはチョコとかクリームとかなくていいのでプレーンでもっと糖質量を抑えた商品を出してほしいと思う。