2012年のPASナチュラMと2019年のPASナチュラMの2台を比較してみる。
古い方は車重25.5kg
新しい方は車重23.6kg
1.9kgもの差があることになる。
バッテリーが少し小さくなったこと、快適装備(かるっこスタンド、ソーラーテールランプ等)がなくなったことを差し引いてもその差は大きい。
何が違うのかと少し検索してみたらこんなものがあった。要するに心臓部であるアシストユニットが新型のPAユニットに変わって軽量化されたということらしい。
20%軽量化かー。などと思ってみてそれがどのくらいなのかと調べてみたらこちらにこんな記載があった。
860g軽量化して3.4kg!こりゃぁすごいなー。と思った。
ロードバイクに乗っていた人なら聞いたことがあるかもしれないが「1kg軽くなると(自転車の)値段が倍になる」という話があるそうな。安全性、実用性を考慮しているママチャリにそのまま当てはめることができる話ではないけれども自転車の軽量化とはそのくらい価値があるという事。
単体のユニットだけでそれだけのことをやってのける技術力は感心する他無いなーと思った。
ついでに他にもユニットの情報が無いかなーとググっていたら、海外サイトにPWシリーズTEなどというものが新商品として記載されていた。
PWシリーズのアシストユニットの2019年モデルははYPJ-XCに採用されていたPW-XとYPJ-EC,YPJ-ER,YPJ-TCに搭載されているPWシリーズSEの2種類だったがよりシティバイク向けのTEが加わったことになる。
カタログスペックだけ見ていると今までのシリーズSEより微妙に差を付けられていて、廉価版なのかなーといった趣だったがよくみるとクワッドセンサーシステムなるものが採用されているらしい。
角度センサーが路面の傾斜を検出してアシストしてくれるそうな・・・。
ここまでくるとスゴイナーと同時にそこまでやるのか!みたいな気持ちになってくる。
傾斜の検出にせよクランク合力方式にせよ、いずれ日本を走る電動自転車にも導入されるのだろうか?
個人的に電動アシストの必要性を感じていない(興味はあるが)人間としてはただただ感心するほかはない。