自転車VS自動車と考えるのは間違った認識
よく自転車推進派みたいなひとが海外から画像やデーターを取ってきては車社会に警鐘を鳴らそうとSNSやブログに書き込む行動がみられる。
実際自分も移動の手段のほぼすべてを自転車でまかなっているのでそういった意見には大いに興味があるし、自転車の利便性がもっと広まってくれると嬉しいのだが、どうやら一部の自転車推進派は勘違いしているのではないかと思われる節がある。
それは何かというと自転車は自家用自動車と競合しているわけではないということだ。
結局は使い分け
上のような資料があり、自転車はおおよそ5km範囲内の移動なら他のどの交通機関よりも移動時間が短いとある。
自転車党バンザイといいたくなるが、逆に言うと5km以上では他の交通機関を利用した方が合理的だということでもある。
実際のところ自動車と自転車を両方所有している人は当たり前のようにいるし、状況と目的に応じて使い分けるのが普通だ。
それなのになぜか自家用自動車に敵対的な主張をSNS上で発言する人々がいる。
正直、首都圏では自家用車の必要性はあまり無い。
だから、免許を持ってない(あるいは運転経験がない)人物が自動車に批判的な発言をするのは仕方がないと思っている。
ただ、自転車そのものは他のどの交通機関とも対立しておらず。自転車乗りがみんな、そういう視点を持っていると思われるのは勘弁してほしいと思う。
「SNS利用はユーザの意見の極端化に影響を与えない」という研究結果が話題だが、実際にはネットには極端な意見が氾濫しているように思われる。日米での実際のアンケート調査や韓国の例などを見ることで、「極端な意見の人ほどネットへの書き込みの量が多い」という事実がネット世論を決定していることを明らかにする。